【人生設計】就職後も続けられる副業を学生のうちに作ろう

【人生設計】就職後も続けられる副業を学生のうちに作ろう

大学生といえばアルバイトをするのが当たり前という風潮があります。アルバイトで学費や交際費を稼ぎ、社会経験を積んで就職後にそれを活かすのがスタンダードな大学生の生き方というものでしょう。

しかし大学生がお金を稼ぐ手段というのは何もアルバイトしかないわけではありません。サイト運営やYouTuberなどのように自営業的な仕事というのも挑戦する価値があると僕は考えています。

今回は大学生の間にアルバイトをするのではなく、就職後も続けられる自営業的な副業を作るメリット・デメリットについて書いていこうと思います。

副業としての個人事業の利点

サラリーマンとしての仕事と両立できる

僕の考える個人事業主として働くことの最大の利点はこれです。大学時代にアルバイトをしていても、それは学生時代の一時しか続けられず、社会人になった後の仕事と両立することはかなり難しいはずです。

しかし自営業ならば自分で仕事の量を自由に調節できるため、会社の仕事と両立させやすいというメリットがあります。特にWebサイト運営やYouTuberならば一度コンテンツを作ってしまえば、その後は何もしなくても収入を生み出し続けてくれます。

サラリーマンとしての給料と副業の収入を同時に得ることができるのは大きなメリットといえるでしょう。

ビジネスの経験として就職面接で使えるかも

Webサイト運営やYouTuberとして経験を積んでいればビジネスの経験として就職面接の場でアピールに使えるかもしれません。情報を届けたい層に届けるためのマーケティング能力であったり、自分の考えを相手に分かりやすく伝える能力などを成果物を伴って伝えることができるのは、口先だけの自己PRよりもはるかに説得力が増すでしょう。

優秀なブロガーだと企業の方からオファーが来ることもあるそうです。うらやましいですね。

 

副業の欠点

成果が出るまでに時間がかかる

アルバイトは始めたその日から収入が約束されていますし、大抵の場合は先輩や上司に仕事を教えてもらうことができます。

しかし個人事業主として働く場合には仕事のノウハウもすべて自分で構築していかなければなりませんし、当然成果が出るまでにいくらかの時間を必要とします。その間は収入もないか、あっても微々たるものなので、遊ぶ金が欲しい大学生にとっては何ともつらいことでしょう。

得られる収入が安定しない

アルバイトは時給があらかじめ決まっているので、働いた時間に応じて給料も決まります。

しかし自営業では同じ時間だけ働いても月に1万円しか稼げない人もいれば、月に10万円稼ぐ人もいるでしょう。このように得られる収入の期待値の振れ幅が大きい、言い換えるならリスクが高いのが難点です。

個人の才覚によっては大きく稼ぐことができるということなので、単純にデメリットだとは言い切れませんが安定しないというのは多くの人が二の足を踏む理由になると思います。

副業禁止の会社に就職する場合は役立たず

副業の利点の項目で就職に有利になると書きましたが、目指す企業が副業禁止の社内規則を掲げている場合だと話が変わってきます。学生時代の個人事業は就職した後は副業になるわけですから、副業禁止の企業の面接でそれをアピールするのは少しまずいかもしれません。

さらに学生時代に個人事業に力を入れていた場合は、その他にアピールすることが少ないと考えられるので選考に不利になる可能性は否めません。

 

まとめ

以上が学生のうちに個人事業を始めることの利点と欠点についてでした。

学生時代を楽しむという観点から見ると、確実な収入を得られるアルバイトが間違いなく有利です。一方で生涯所得を向上させたいという人や、個人事業の経験を就職後も活かせるような業界を目指している人は個人事業を始めてみるのも面白いかなと思います。

個人事業を始める場合には、アルバイトのように定期収入が得られないので奨学金を借りるのもいいかもしれません。個人事業で月数万円が稼げるようになれば、就職後の奨学金返済に充てることもできますので。

では今回は以上です。それでは。

 

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