自宅で懸垂をしよう! Amazonで買った家庭用の懸垂マシンをレビュー

自宅で懸垂をしよう! Amazonで買った家庭用の懸垂マシンをレビュー

2ヶ月ほど前(2019年1月くらい)に背中の筋トレを自宅でするためにAmazonで安くてまともそうな懸垂マシン(懸垂台?)を買ってみました。僕がAmazonで懸垂マシンを買ってからおよそ2ヶ月が経ったので、使用感やトレーニングの効果についてレビューしていこうと思います。

Advertisement

懸垂マシンを購入した理由

僕はちょうど2ヶ月ほど前(2019年1月)、卒論が忙しくなる前の時期に筋トレに熱中していまして、大学のトレーニングルームでベンチプレスやスクワットにいそしんでいたのですが、なにぶん大学のジムで器具が少ないので、懸垂をする場所がありませんでした。

そこで背中のトレーニングは家でやってしまおうと考え、Amazonで懸垂台を購入しました。それがこちらです。

僕が購入した懸垂マシンの販売が終了していたので、形状の近い別の懸垂マシンにリンクを変更しました。

ALINCO(アルインコ) 懸垂マシン 頑丈肉厚メタルパイプ仕様 高さ202-222cm FA900A チンニングスタンド ぶら下がり健康器

この商品を選んだ理由は単純に安かったからです。僕が購入したときは1000円OFFクーポンが使えたので、1万円以下で買えました。商品名にぶら下がり健康器なんて入っていますが、普通に懸垂ができる構造と強度です。僕はこの懸垂マシンを購入してから2か月間ほぼ毎日懸垂をしています。その経験から使用感などを書いていこうと思います。

 

懸垂マシンの使用感

安定性・強度

ぶら下がると多少きしみます。ぶら下がったまま体を揺らすと懸垂マシンも一緒に揺れるので安定感に欠けると感じています。この辺は値段相応という感じですかね。しかしながら、懸垂をしていて破損するというような危険性を感じたことはありません。ワイドグリップ、ナローグリップの懸垂、逆手懸垂などやっていますが、強度面の不安はないです。

この懸垂マシンの耐荷重は100kgとされていて、僕の体重は現在60kgほどなので余裕があります。しかしながら反動をつけて懸垂するとかなり揺れるので、最悪倒れる可能性もあると思います。あくまでも反動をつけずに行うオーソドックスな懸垂のみにとどめた方がよさそうです。

体重が平均以上ある方や、反動を付けたトレーニングをしたい人はより耐荷重が高く、接地面積が広い安定感のあるモデルを買うべきだと思います。僕の購入したモデルでは奥行が75cmほどだったので、これより長いモデルならより安定した懸垂ができると思います。

 

高さの調節

懸垂台のバーは自身の身長や、部屋の屋根の高さに合わせて調節することができます。バーは193cmから220cmの範囲で7段階の高さ調節が可能です。僕の場合は部屋の高さが245cmほどなので、バーの高さを210cmほどに設定しています。これで170cmの僕が背伸びして掴めるくらいの高さでした。ほとんどの人はバーを調節すれば問題なく使用できるはずです。

 

組み立ては簡単

パーツ数がそこまで多くないので組み立てで悩むところはないと思います。全体の重量が20kgもないので成人男性ならば1人で問題なく組み立てられるはず。女性だと1人ではちょっときついかも。

僕の場合ですが、組み立て中に固定用のねじ穴が微妙にずれている気がする箇所が2か所ほどありました。力づくではめ込みましたが、今のところ問題はなさそうです。複雑な機構ではないので、多少のずれでは問題にならないようです。とはいえ、致命的な穴のずれ等がある場合は説明して返品しましょう。

 

床への負担

懸垂は通常反動をつけて行うトレーニングではないので、床への負担は大きくないと思いますが、長く使っていると床に傷をつける可能性はあります。床に滑り止めのマットなどを敷いた方がよいでしょう。僕は部屋にコルクマットを敷いているので、気にすることなく使用しています。

僕の購入した懸垂マシンの設置面積は75cm×75cmほどなので、マットの大きさは最低80×80cmあれば大丈夫です。
(MRG) 自由にカットできる トレーニングマット 防音 保護マット エクササイズ フロアマット 115×80cm PVC シート 滑り止め キズ防止

 

この懸垂マシンちょっと小さいかも

2020年4月追記

背中を鍛えるための順手懸垂を正しいフォームで行うと、広背筋を刺激するために胸を反らせた姿勢で体を上げ下げすることになります。このとき懸垂マシンが小さいと、マシンの支柱に下腹部や腰がぶつかるため思うように懸垂ができません。

僕が購入した懸垂マシンは奥行きが75cmですが、身長170cmの僕が使うと腰がぶつかってスムーズに懸垂を行うことができませんでした。

致命的な問題ではないので使い続けていますが、購入を考えている方は懸垂台のサイズを考慮した方がよさそうです。


FITMATE ぶら下がり健康器具 懸垂マシン 懸垂器具 筋力トレーニング 室内

こちらの懸垂マシンは前後幅が100cmと私が購入したものより広いので、背が高い人なんかはこのあたりがいいかもしれません。

 

自宅に懸垂マシンを置くメリット

自宅で強度の高いトレーニングができる

ベンチプレスやバーベルスクワットに代表されるように、胸や脚などの大きい筋肉を鍛えるトレーニングは負荷を大きくするため重り(ウェイト)を使用するのが普通です。胸や脚を自重トレーニングで筋肥大させるのは難しいからです。

しかしながら懸垂は自重トレーニングであるにも関わらず、高い強度で背中を鍛えることができます。よって初心者であれば懸垂だけで十分に背中(広背筋)を大きくすることができます。上級者になると自分の体重だけでは負荷が足りないからと、重りを身に付けてから懸垂するそうですが。

思い立ったときにすぐトレーニングできる

自宅に筋トレ器具を置く一番のメリットですね。ジムでのトレーニングは、最低でも週に2、3回程度、1回あたり最低1時間程度は時間を確保する必要があるので、忙しい人には難しいことがあります。

懸垂マシンのような自宅で使用できるトレーニング器具があれば、少し時間が空いたときや気が向いたときなどにすぐトレーニングができるので継続しやすく、結果も出しやすくなります。

ジムでトレーニングする時間を減らせる

これはもともとジムに通っている人のメリットです。

僕は忙しい時以外は大学のジムに通って筋トレをしているのですが、ジムであれもこれもトレーニングをしていると結構な時間がかかります。さらにジムでできる背中のトレーニングといえば、懸垂やラットプルダウンなどが有名ですが、これらのトレーニングはジムでも人気なため待ち時間が長くなりがちです。

そこで背中のトレーニングを家で済ませることができれば、ジムでのトレーニング時間をその分短くできるというわけです。短時間で集中してトレーニングを終えることができるので、ジムでのその他のトレーニングもはかどります。

 

総評

標準的な体格の男性が、反動なしの懸垂ができるという最低限の性能はあると思います。ただし体重が平均以上ある方や反動を使ったトレーニングを想定している人には適さないでしょう。そういう人はより大型で安定感のあるモデルを買うことをオススメします。

僕としては普通に懸垂する分には問題ないので満足しています。これまでに買った筋トレグッズの中で一番よく使っている気がしますね。家では勉強に飽きてきて体を動かしたいときなどに懸垂をしています。少しずつ懸垂の回数が伸びており、広背筋も大きくなっているのでいい買い物でした。懸垂を始めてから、横から見た時の体の薄っぺらい印象がだいぶマシになった気がします。

部屋のスペースをとるというデメリットはありますが、それを差し引いても僕的にはメリットの方が大きいです。一家に一台懸垂マシンはあっていいのではと思います。

皆さんも自宅に懸垂マシンを置いてみてはいかがでしょうか。今回は以上です。それでは!


ALINCO(アルインコ) 懸垂マシン 頑丈肉厚メタルパイプ仕様 高さ202-222cm FA900A チンニングスタンド ぶら下がり健康器

筋トレカテゴリの最新記事